治療技術の進歩によって改善できるようになったわきが
独特の強い臭いを発散するわきがは体質で病気ではありません。欧米人に多く、セクシーな香りととらえる文化もありますが、日本人の場合は少数であることから嫌がられることがほとんどです。人口比率では10%ですが、特有の臭いがふっと漂う程度の人から立ち寄った部屋に数日間臭いが残る人まで臭いの強さは様々です。
臭いの強さはアポクリン汗腺の数によっても異なります。軽度の場合は汗をこまめに拭き取る、無香料の制汗剤を使う、汗が広がり細菌で分解される温床となる腋毛の脱毛などである程度対処できます。重度の場合は通常の体臭対策では全く効果は無く、円滑な人間関係が妨げられたり、職業選択に制約を受けることさえあります。
治療法として歴史があるのは手術で、アポクリン汗腺を取り除きます。健康保険診療を行っているクリニックもあり、その場合は費用も安く済みます。手術は一番確実な方法で再発も少ない反面、傷痕が残ったり、アフターケアのための入院が必要な難点があります。
現在は治療技術も進歩して、レーザー治療やボトックス注入などの選択肢も増えました。再発率や費用など課題はありますが一定の効果は得ることができます。実際に治療を受ける場合はメリットだけでなくデメリットもしっかり理解した上で方法を選ぶことが大切です。
わきが体質の方は汗の量も多い傾向があり、気にするあまりフレグランスに頼る方もいます。でも、臭いが混ざるとさらに悪臭になるので絶対にさけるべきです。わきがを体質、個性と割り切るのもひとつの方法ですが、劣等感となっている方は早めに専門医のカウンセリングを受けることをお勧めします。
わきがの特徴と臭いに敏感な女性
わきがは脇にあるアポクリン腺から皮脂が混ざって酸化された汗が分泌される事によって臭いが発生してしまいます。そのためアポクリン腺が活発になって汗が多く分泌してしまう人ほどわきが体質になっていると言えます。
わきがも体臭の中の一つですが、他の体臭と比べて臭いが強いというのが大きな特徴です。そのため周囲に臭いが充満してしまう可能性も高いのでしっかりケアしていかないといけないと思います。
男性と女性で臭いに対してすごく敏感なのは女性です。女性はあまり臭いの強くない体臭でも敏感に反応する傾向があります。そのためわきがのような強い臭いがしてしまうと生理的に受け付けないという意思表示をされてすごい嫌悪感を持たれてしまいます。そのため彼女がいる時とか職場の同僚に女性がいる時などにわきがの臭いがしてしまったら嫌われてしまい距離を置かれてしまう可能性が高いので注意が必要です。
わきがの臭いを対策するのは毎日入浴してしっかり洗うなどは当たり前の事ですが、わきがの体質を変えていく事も重要だと思います。特に食事面で脂質の多い食べ物ばかり食べているとアポクリン腺が刺激されて活発になってしまうのでわきがになってしまいます。そのため脂質の多い食べ物はなるべく控えて野菜や魚などを食べるようにするといいと思います。
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